【対策&予防】花粉シーズンが迫っています。小暮
リボルト東京の小暮です。
皆様花粉症の方にはつらい季節が近づいてきました。
例年2月下旬ごろから関東にも、飛散が多くなってきますが、今年は既に関東の一部には飛散が始まっているとか。ただ、昨シーズン比にすると飛散は少ない傾向との事でほっとしますね。
しかし、花粉問題は人間に限った話ではございません。
オーナー様が大切にしている愛車にも影響が現れます。
♦花粉の付着は放置NG!
花粉はクルマに付着するとボディを汚し、傷付けるだけではなく腐食を誘発します。特に、花粉と水の組み合わせには注意が必要です。汚れが落としにくくなるだけではなく、最悪の場合にはコーティングやボディの塗装の中に入りいたずらをする原因にもなります。
さらに春は、粒子が大きく粘着力の高いスギやヒノキの花粉が大量に舞っています。花粉との組み合わせを避けたい結露や雨の頻度も多いため、より頑固で落としにくい花粉汚れが残ってしまうのです。
♦花粉が付着すると
毎年2月~5月頃にスギやヒノキから飛散する花粉はクルマのボディを汚します。そして、花粉がボディに付着した後に夜露や雨で濡れて水分を含むと、ペクチンという物質を排出します。
花粉はさわると少しネットリしています。乾燥すると、ペクチンがコーティング面や塗装面に侵食し、ボディの腐食や歪みの原因となることもあるのです。
♦コーティングで花粉汚れを軽減!
コーティングがしてあるお車と、していないお車では、花粉の浸食具合が変わってきます。
また、花粉が乗った後の汚れの落としやすさも変わるため、コーティングをすることが有効な手段になります。
花粉汚れを除去するポイント
花粉には、タンパク質が含まれているため「花粉汚れ=タンパク質汚れ」として対処するのが基本です。
このポイントを押さえ、花粉汚れを除去するコツを4つご紹介します。
①シャンプーの濃度を上げる
一番手軽に始められるのが、洗車シャンプーの濃度を上げることです。時間をかけながら、たっぷりの泡で洗い上げましょう。
また、ボディを泡でたっぷりと覆ったあと、乾かない程度に一度放置するのもおすすめです。
②熱を加える
花粉汚れのなかでも塗装に染み込んでいる花粉シミに有効なのが、熱を加える方法です。熱で塗装をやわらかくし、花粉シミを取り除きやすくします。温度としては、だいたい60度以上が目安です。
ただし、汚れの進行具合によっては、100度以上の熱を加えても取り除けない場合もあります。高温になればなるほど素人では扱いにくくなるため、80度以上の熱でも落とせない場合は、専門家に依頼することも検討しましょう。
また、熱を加える方法には
・ヒートガン
・熱湯
・スチーム
と、さまざまなアイテムがあります。
一番安全なのは熱湯です。
③虫取りクリーナーを使用する
クルマの清掃アイテムの一つとして、虫取り(鳥のフン落とし)クリーナーが販売されています。商品名からすると花粉とは関係がないように見えますが、実はタンパク質の汚れを落とす、という共通点があります。
前述したとおり、花粉にはタンパク質が含まれているため、虫取りクリーナーでも十分な効果が期待できるのです。
④夏が来るのを待つ
ボディへの負担を抑え、手軽に花粉汚れを除去できるのが「夏まで花粉シミを落とすのを諦める」方法です。
諦めるとはいっても、夏まで何もしないというわけではありません。夏を迎えるまでは、こまめな洗車をおこない、花粉の付着を予防しましょう。
ポイントは、夏が来るまでは必要以上のケアをおこなわないことです。汚れの状態によっても異なりますが、夏はボディ全体の温度が上昇するため、簡単な洗車でもスムーズに花粉が落とせます。
♦花粉汚れを予防するためには
最後に愛車の大敵、花粉による汚れや傷を可能な限り防止する事前の対策についてです。」
まず花粉対策ですが、ボディにこびりつかないようにワックスやコーティングで飛来シーズン前にボディを保護しておくことが大切です。
また、フロントガラスなども撥水加工をしておくと良いでしょう。雨による花粉のこびりつきを防ぐことができます。
この機会にご利用いただけたらと思います。
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小暮 義久
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