店主の独り言。「自己修復型塗装って・・・」
こんにちは、リボルト静岡店主の櫻井です。
今回は少し長々とつぶやいてみたいと思います。
ご興味ある方はお付き合い下さいませ。
【最近このお問い合わせが増えてきました】
「スクラッチシールドって磨けるんですか?」
「セルフリストアリングコートって磨けるんですか?」
「BMWの塗装(自己修復型)って磨けるんですか?」
結論から申し下ますと、、、
「磨けます!」
さらに付け加えると、
「”当店であれば”磨けます!」
この内容のお問い合わせが、後を絶たない背景には
技術不足にもかからず安易に施工を引き受けてしまう業者が
残念ながら多いことにあるのだと思います。
自己修復型と呼ばれる柔軟で弾力性を持つ塗装は、
”太陽光などの熱が加わることで、高い弾力性で傷を復元させる働きがある”
と言われておりますが、
新車や低走行車であっても、
細かな洗車傷が付着しているケースを数多く見てきておりますので
「魔法のように傷が復元する」
という認識とはまた少し違うのだと思います。
逆に、自己修復型塗装の作用により
他店様でのコーティングトラブルをご相談頂くことが多いでしょうか・・・。
傷が復元するという作用は、
機械による研磨を施す上でも厄介な問題が生じるからです。
磨きを入れ、綺麗に仕上がったと見えていた塗装面も、
数日後、熱による復元作用
↓
そしてボディが冷えて収縮
この繰り返しで塗装が落ちついてきた頃、
実は残っていた磨き跡がじわじわと復元されるかのように現れ、
この磨き跡の微細な線傷の影響でボディがモヤモヤした感じに見える・・・。
こういったトラブルを引き起こす心配があるのです。
ここだけの話、
昔はこの種の塗装に手を焼いた頃もありました。
施工直後には全く影響が出ておらず、
良し悪しの判別をすることが出来なかったからです。
しかし、
この塗装の特性をふまえ、適切に処理を施すことで
今ではこの問題も気にすることなく対応が出来ます。
「この塗装は磨けない」と業者に言われたけど・・・
他店で施工後にモヤモヤした感じに見えて相談したら、
「濃色車はこんなんもんですよ」と言われてしまったけど・・・
安心して下さい。大丈夫です。
やみ雲に磨かれ、膜厚が衰退さえしていなければ修正はまだ十分に可能です。
怖いのは何度も何度も修正を試みて、
色々やってみたけど結局ダメだった・・・というケース。
このケースは試行錯誤された形跡や強い磨きが入ったことで
自己修復塗装の表面をガシガシと寸断するかのように
傷つけてしまっている状態に陥っていることが考えられます。
この場合、修正が非常に困難となる可能性が高く、
状態によっては取り返しのつかないレベルに達しており、
作業をお断りさせて頂くこともある程です。
コーティング施工でトラブルになる前に、
自己修復塗装に対して対応が、
”出来るのか”、”出来ないのか”
じっくりとご相談をされた上で
施工店をお選びいただくとよろしいかと思います。
待望の新車納車となったお客様、
綺麗な姿へリフレッシュを楽しみにされているお客様、
多くの方にコーティングの魅力を感じ、喜んで頂くためにも
店主の独り言として綴らせて頂きます。
最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございます。
【REVOLT SHIZUOKA/リボルト静岡】
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