やはり手強い ”ソリッドブラック” / ビフォーアフター
こんにちは、リボルト静岡店主の櫻井です。
先日よりお預りのアルファロメオ・ミト。今回は施工風景を少しご紹介。
※前回の窓ガラス撥水施工の様子はこちら
私がいつも口煩く申し上げていることですが・・・
ハイグレードなコーティング施工で大切なのは、
なんといっても、”下地作り”
土台となる下地が整っていなければ、
どんなに優れたコーティングであっても
その効果を最大限に発揮することは出来ません。
そして綺麗な下地を作るための作業は、
最初の洗車から始まっているのです。
下回り → タイヤハウス → ホイール → ドア・ボンネット開口部 → 全体洗車
汚れの影響が多い場所から手を加えていくのがポイント!
シャンプーでたっぷりと洗った後には鉄粉除去を念入りに行っていきます。
粘土処理は地味な作業の積み重ね。
BIGな車両ですと本当に大変で・・・(笑)
ですが、ここをしっかりと時間をかけて行っておくと、
あとで違いで出てくるんですね。
そして水を拭き上げた後は、
養生作業に膜厚測定と磨きに入るための準備を行います。
こちらのお車の場合は、パネルごとの膜厚がびっくりする程バラバラでした。
130μm前後から360μm程まで・・・
再塗装の可能性や元々の誤差もあるものと思われますが
・シビアな塗装と言われているイタリア車
・カラーはソリッドブラック
「これは思っていたより手強いかも」
磨く前から難航しそうな予感が、
プンプンと漂っておりました・・・・・・が!
手強い相手ほど、
"腕が鳴る"ってもんですよ!
「ソリッドブラックが上手く仕上げられない」
なんて施工店もまだまだ数多くあるようですが、
当店の塗装に優しい研磨技術は、磨きムラ・白ボケ、オーロラマークとも無縁です。
■コーティングの決め手は下地処理にあり
オーロラマーク VS リボルト静岡/動画紹介
外では比較的目立ってはおりませんでしたが、
高輝度LED照明にて塗装状態を確認すると
思っていた以上の塗装ダメージが浮き上がってきました。
重度の浸食跡は上記の膜厚の影響もふまえ、目立ちにくいレベルへ研磨で調整。
細かな線傷も少しずつ除去していくことで、
ソリッドブラックならではの黒みが現れてきたのではないでしょうか。
ボンネット
天井パネル
クォーターパネル
微細な傷までクッキリと映し出し、
誤魔化しが効かない当店のLED照明群の中で、
このレベルまで仕上げておくことで
外の光では、より一層の美しい鏡面の輝きを放ってくれることかと思います。
予想以上に手こずってはおりますが、着々と綺麗なボディに整いつつあります。
残りの磨き作業を終えれば、洗浄と脱脂。
その後ようやくコーティング処理へと入っていきます。
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