10年経過車両も・・・クラウンアスリート ヘッドライト研磨
車両年数が経過し、真っ先にその影響が現れてくるパーツ。
それがヘッドライトレンズではないかと思います。
今回ご紹介します車両はトヨタ・クラウンアスリート。
年式はおそらく平成15年頃のモデルとなりますので、
少なくとも10年近くは経過されているかと思います。
ボディ塗装状態が良くても、
全体の見栄えを決定付ける重要パーツでありますから
「どうにか綺麗にならないか・・・」
そう、お困りの方も多いかと思います。
パッと見、綺麗に見えるこちらのお車の場合ですが・・・
近くで確認してみますと、
見えてくるのはレンズ自体(ポリカーボネイト樹脂)を覆っている
保護膜であるハードコート層がボロボロに・・・。
この症状の特徴は、
レンズ上側から徐々に中心部へ下がっていくようにダメージが広がっていくことです。
これらの主な原因は紫外線ダメージによる経年劣化。
酷いケースではレンズ全体のハードコート層がダメージを受け、
中身が見えない程の曇りが生じていることも。
軽度な曇り程度であれば保護膜の表面をケアすることで改善が見込めますが、
今回のケースではダメージレベルもなかなかのもの。
丁寧に養生を施し、痛んだ保護膜の除去からスタートしていきます。
いつもは段階的にご紹介しておりましたが、
今回はその変貌ぶりを一気にご覧下さい。
まるで別物ですよね。
ヘッドライトはやはりこうでなくては!
10年近く経過してきますと、
状態によっては保護膜の痛みとともに
ポリカーボネイトそのものが細かいヒビ割れのような状態にまで
進行してしまっているケースも珍しくありません。
痛みが増してしまう前に、
表面のケアとコーティングで改善していくことが一番かと思います。
【ポイント!】
研磨処理をしたヘッドライトの最終チェックでは必ずライトを点灯させます。
研磨不足があると光が乱反射してクリア感が出ない場合があるからです。
しっかりと表面を整えることが出来ていれば、透き通った光が綺麗に写し出されます。
この瞬間がたまりませんね!
車両年数経過で見た目の印象を気にしている方は、
まずはヘッドライトポリッシュ&コーティングをお試し頂いてはいかがでしょうか。
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