欧州車は攻城戦の如く/BMW・325i ヘッドライト研磨
ここのところ、
輸入車のヘッドライト研磨のお問い合わせを数多く頂きます。
具体的には、
・どこに聞いても対応できないと言われてしまった
・新品交換だと金額が高額過ぎて・・・
どの方も共通のお悩みのご様子。
当店のようなコーティング専門店においても
ヘッドライトレンズを一歩踏み込んだ美しい仕上がりに作り上げるには
ボディコーティングとはまた異なる知識・技術を要します。
中でも改善が困難なレンズであるのが、
ベンツ・BMWを代表とする欧州車。
過去ブログでもご紹介しておりますが、
”レンズの固さの違い”に難儀するのです。
■ブログ記事 警告!欧州車ヘッドライト研磨には本気で挑め
今回ご紹介の車両はBMW・325i
近くで確認するとハードコート層の痛みだけでなく
表面全体がボソボソとクスミが生じており、
なんともパッとしない痛み具合が見て取れます。
当ブログで何度も申し上げてることですが、
欧州車のレンズはとにかく固い。
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試行錯誤する姿は
攻城戦の如く
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どう研磨を進めていこうか、、、
どこからアプローチしようか、、、
どの磨きの番手を選ぶべきか、、、
安易な攻め方では歯が立ちません。
城に攻め入る武将のように、
力攻めで押し込むのもよいですが、
兵糧攻め、水攻めのように、
”時間をかけてでも周りから攻めていく”
こういった手法が非常に有効です。
今回はバンパーを脱着し、
まずはパワー重視のポリッシャーが入るスペースを確保。
レンズの隅から削り取るようにじっくりと研磨を進めていきます。
初期研磨を終えた後は
仕上がり重視のポリッシャーへ切り替え
数段階の工程を繰り返し行っていきます。
最終の鏡面磨きに入る直前では、
勝利の雄叫びを上げたい気持ちをグッと抑え、
透明感はどうか?
磨き残しがないか?
チェックを怠ってはいけません。
そうして、
ようやく透き通ったレンズへと復活させていきます。
写真では簡単そうに見えるかもしれませんが、
欧州車はひとつひとつに時間がかかってしまいます。
当日早めに車両預りが出来ましたら当日中の仕上げは可能となります。
ヘッドライトを交換しないとダメかも・・・
そう諦めてしまった方は、
是非一度当店にご相談下さいませ。
当店の城攻め技術で可能な限り、尽力させて頂きます。
■施工メニュー
ヘッドライトポリッシュ&コーティング
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