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テーマ:コーティングに関すること

「リボルト札幌」では、最新型高出力カーボンヒーターを導入いたしまして、確実にガラスコーティング被膜を硬化しております。
ヒーター2


ガラスコーティングは、施工後にガラス被膜を乾燥させて被膜層を安定硬化させる必要があります。
その点が、ポリマーコーティングやフッ素系の簡易コーティングとは違うところです。

従来の主流は、ガラスコーティング剤の濃度を薄めたガン吹きタイプで強制的にヒーターで被膜を乾燥させて硬化させていました。

低濃度の手塗タイプのものは、施工後1週間から長くて1ヶ月間は水をかけないようにして下さいといわれるものもあったようです。


当店で使用しています低分子・完全硬化型ガラスコーティング剤「リボルト・プロ」は、我々現場の立場からクオリティを重視し構想から試作を繰り返し完成した他店では決して真似のできない完全オリジナルのガラスコーティング剤です。

「リボルト・プロ」は高濃度のガラス溶剤であること、また低分子構造による恩恵を受け、硬化時間の大幅な短縮が可能となり、常温状態において数時間程度で被膜は完全硬化いたします。


しかし、お客様側からしてみますと、ボディーへの定着やお引き渡し直後の雨など気になるといったご相談も多々ございます。


当店の「リボルト・プロ」は問題ありません。

そのような御心配を少しでも払拭するためにも、当店では最新型カーボンヒーターを導入して確実にガラス被膜を硬化させております。

余談ですが、実際に時速200~230Kmで走行(瞬間速度ではなく巡行)しても被膜が剝がれるようなことはありませんでした。

それ以上の速度域につきましては、私もプロレーサーでは無いため走行時メーターを見ていられないので確認していませんし250キロでリミッターが作動します。


ここからは、コーティングショップには欠かせない設備の一つでもありますヒータ(塗装用乾燥機)についてのお話しです。
ヒーター1


ヒーター(塗装用乾燥機)は1970年代頃より、遠赤外線電球型~遠赤外線型~近赤外線型(短波)~中波型~カーボン式へと変わりつつあります。


ヒーターの波長には、長波・中波・短波と三種類ありまして、それぞれメリットやデメリットを持ち合わせています。


長波(遠赤):
一昔前まで塗装の乾燥に最も適していると謳われていましたが、立ち上がりの極端な遅さによって乾燥に時間がかかり、その結果電力を大きく消費するなどの様々なデメリットにより現在ではほとんど使われ無くなりました。波長の長い遠赤外線の熱は表面でとまってしまいます。


中波:
波長が塗装溶剤の熱吸収率と極めて近いので、表面での反射が少なく塗膜下部より全体に効率よく均等に乾燥する事が出来ます。塗装色による乾燥時間差がほとんどなく曲面も効率よく乾燥する事が可能。中波は塗膜の中層までしか届かない弱点もあります。


短波(近赤):
塗膜を集中的に吸収し、透過が少なく効率の良い安定した作業が行えます。また、塗料の急速乾燥にも有効。


カーボン:
赤外線中波領域を中心に幅広い波長(短波、長波領域を含む)の赤外線を放出する三波長型です。


という事で「リボルト札幌」では
高出力最新型カーボンヒーターを導入いたしまして、確実にガラスコーティング被膜を硬化してからお客様にお引き渡しおります。

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