特殊な照明設備の重要性
【REVOLT日記】
コーティング作業の約8割は下地処理(磨き)に時間を費やします。
この下地処理によってコーティングの耐久性や、美観はもちろんの事、仕上がりを左右いたします。
ポリッシャーで磨く作業は誰でも簡単に行える事から車業界の中では比較的、多く使用されております
●板金塗装後の肌調整やブツ取りに使用
●中古車販売店でお車の見栄えを良くするための磨き
●整備工場での磨きサービス
●ガソリンスタンドのサービスメニュー
と使用される目的は様々でございます。
磨きは誰でも簡単におこなえる作業でありますが綺麗な塗装面と仕上がる事はとても難しい事です。
誰でも簡単に磨く事は出来ますが、誰でも簡単に磨いてしまっては逆に困る気がします。
その理由としては、磨く技術もそうですが、やはり磨く環境の照明設備です。
太陽光が降り注ぐ中での環境と蛍光灯や水銀灯だけの照明設備では、問題外です。
磨ける環境ではありません。その環境の中、磨いてしまうと、磨きキズ、オーロラと言った磨いた事によって生じるムラが必ず発生します。綺麗な塗装面へと仕上がるには、施工環境と照明設備は絶対条件であります。
こちらの写真は特殊な照明OFFで撮った写真となります。
写真ではわかりずらいと思いますが、綺麗な状態と見てとれます。
それでは特殊な照明をONにして状態を見て見ましょう。
どうでしょうか太陽光をさえぎり暗闇の環境の中、特殊な照明を付けますとこのような状態です。
塗装の状態が見える環境での磨きと感覚的におこなう磨きではどうなるか想像がつくかと思われます
限りある塗装。磨いてしまえば二度と戻る事のない塗装を感覚的に磨く事はとても怖い事であります
キズをしっかりと見極め下地処理をおこないました。
うつり込む照明もハッキリ、クッキリとしております。
黒の塗装は磨きが難しい、白は比較的簡単と言うイメージがあると思いますが、白系のお車の塗装はキズが目立ちにくい分、照明設備の整った環境でなければ、綺麗な塗装面と仕上がっていないケースもあると言えます。白でも黒でも、どんな色でも磨きは難しいと私は思っております。
照明設備の整った環境ではじめて、質の高い下地処理、磨きが出来ると言っていいのではないでしょうか。
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