測定値から見えてくる中古車の塗装状態!膜厚計で確認!
【REVOT沖縄日記】
コーティング作業の約8割を占める塗装の磨き工程
塗装を磨き、表面を均一に整える事で
コーティングの定着を高める目的があります。
どれだけ綺麗に磨けるかで耐久面においても左右しますので
磨きはコーティングの柱となる重要な工程と言えます。
さてこちらのボンネット画像を見て頂きましょう。
かなりのダメージを受けてキズが目立ちます。
深いキズ・浅いキズ・洗車キズ・雨ジミ等が確認できます。
問題はこのボンネットをどうように磨いていくかです。
粗めのコンパウンドで一気に磨きあげるのか
まずは様子見で軽めに磨いていくのか
磨き方には色々あります。
「ちょっと待った」
その前にそもそも磨ける塗装の厚みがあるのか!確認する必要があります。
特に中古車となりますと
過去に過剰な磨きがおこなわれ塗装が薄くなっていたり
板金塗装・再塗装歴があったりと
塗装の状態が1台1台異なるケースが多くあります。
磨く前には膜厚計を用いて
塗装の膜厚をパネル毎に測定する必要があります。
塗装の膜厚を測定せず
すでに薄くなっている塗装を粗磨きしてしまいますと
逆に塗装の寿命を縮めてしまう事になります。
最悪は下地が出てしまい再塗装という事に・・・・!
ただ磨いて綺麗に仕上げればいいという事ではありません。
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それではパネル毎に塗装膜厚を見ていきましょう。
測定しても測定した数値の基準が分からなければ意味がありません。
(参考データ)新車時の塗装膜厚で約140μm~120μm
メーカーや車種によって数値は異なります。
ボンネット測定値「244μm」再塗装の可能性が高いですね
フロント右フェンダー測定値「141μm」新車時からの塗装と判断
フロント右ドア測定値「137μm」新車時からの塗装と判断
右スライドドア測定値「138μm」新車時からの塗装と判断
リヤゲートパネル測定値「216μm」再塗装の可能性が高いですね
左クォーターパネル測定値「203μm」再塗装の可能性が高いですね
左スライドドア測定値「215μm」再塗装の可能性が高いですね
フロント左ドア測定値「147μm」新車時からの塗装と判断
フロント左フェンダー測定値「139μm」新車時からの塗装と判断
塗装の状態を数値化する事で
磨く際のアプローチを変える事ができます。
磨くという事は磨ける塗装があるかという事でもあります。
ミスなく綺麗に仕上げるには塗装の膜厚を把握しなければなりません。
最後にビフォーアフターで見て終わりましょう。
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