車の美観を損ねる水シミの原因は？

水シミの原因は撥水コーティングだからと言われるので親水コーティングを選ぶ方も…

ただ親水コーティングだからシミができにくいわけではない。今まで親水コーティングだけど水シミがひどくついているお車も見てきたことから根本の原因はそこではないと考えます。

水シミの要因として大きいのが水道水の乾き。水道水にはマグネシウムやカルシウムといったミネラル成分が含まれており、乾燥することにより水シミとなってしまうのです。よく雨が乾いてシミになっていると思われがちですが、雨は不純物を含んでいないことから乾燥してもほとんどシミにならないのです。

洗車中にもっとも気をつけないといけないのは水道水を乾かさない為に、炎天下を避けたり素早く水分を拭き取る事。

水シミは何が原因かをハッキリするために、1つ検証を行ってみました。

水道水が乾くとどうなるのか⁉️

まずそれぞれ不純物を量を表すTDS値を測定❗！

純水0ppm
雨水1ppm
水道水104ppm
軟水103ppm

純水はもちろん0ppmですが、意外にも雨水は1ppmとほぼ不純物がない結果に

雨の降り始めは空気中の不純物を含むので少し数値は上がるかもしれませんが、だんだんとキレイな水に変わりますので数値が10ppmを超えることはあまりないでしょう。

テストパネルに純水、雨水、水道水、軟水を垂らしてみました。

テストパネルの水が乾くと純水と雨水以外は白く跡が残りました。

乾燥後

乾燥後アップ

乾燥後アップ2

一度水拭きをしてみると軟水のシミはキレイに取れましたが、水道水はそのまま残ってます。

拭き上げ

拭き上げ後

拭き上げ後アップ

拭き上げ後アップ2

この結果から一度でも水道水を拭きあげず放置するとシミになることから洗車中に気をつけないといけない事が分かります。

高圧洗浄機で汚れを飛ばしたまま水を拭きあげないのは良くないですね。それなら汚れがついたまま雨と交わって発生するシミの方が軽度かもしれません。

不純物がなければ雨が乾いてもシミにならないということは雨の前に洗車をする事がかなり有効です。雨が降るから洗車を後回しにして洗車のタイミングが合わず1カ月以上放置は良くないですね。

リボルト松山では洗車・コーティングのクオリティを上げるために軟水、純水を使用しております。

また使用状況、お車、洗車環境などヒアリングした上でお手入れのアドバイスをしております。

キレイにしたい、維持したいなどお考えの方はお気軽にご相談ください。

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