ペンキミストを除去します
リボルト松戸の井上です。
いよいよ今年も梅雨に入りそうな時期になってまいりました。
例年ですとこの時期は閑散期になるのですが、コロナ禍の終焉のため新車・中古車市場ともに盛況であるため、ただいま混みあっており施工をお待たせしているケースがあると存じます。ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
さて、今回はペンキミストの除去についてご紹介をしたいと思います。
工事現場の近くなどで起こりやすいのですが、ペンキミストが車に付着することがあります。また当店のお客様の中には、アンダーコートの施工でコーティング剤のミストがボディに付着した事例もありました。
ペンキミストは見える色ならば目視できますが、透明や車のボディカラーと同じ色の場合は見た目ではわかりにくく、触るとザラザラします。
通常、こういったミスト状の塗料の施工をする場合は、養生をすることが普通ですが、強風にあおられたりすると想定外に飛散し事故になるケースがあるようです。
リボルト松戸にも被害にあったお車のペンキミスト除去のご用命がありました。
ディーラーなどに除去を依頼しても対策がオールペイントという場合もあるようです。オールペイントは時間と費用が掛かる上、仕上がりをこだわるのであれば業者選びから難しいと思います。
リボルトの施工内容はおおよそ以下のとおりです。
1.洗浄(シャンプー、ケミカル剤による)
2.ペンキミスト除去(トラップ粘土などでミストを除去します)
⇒トラップ粘土は強めに使うためどうしてもボディにキズが入ってしまいます。
3.キズの除去(コンパウンド&ポリッシャーによる研磨)
4.ガラスコーティング
となります。キズを消す時に、塗装のクリア層を削る必要がありますが、それをガラスコーティングで補うという考え方をしています。
■ジープ・グランドチェロキーの事例
施工事例:ジープ・グランドチェロキー(2020年)
研磨作業中
ルーフ前方
【ペンキミスト除去前】
【下地処理(研磨)前】
【ガラスコーティング後】
フロントガラス
【ペンキミスト除去前】
【全工程終了後】
■その他の事例
施工事例:トヨタ・ハイエース(2011年)
施工事例:ホンダ・N-BOX(2017年)
施工事例:スズキ・スペーシア(2021年)
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残念ながら、未塗装樹脂、ゴムパーツのような表面に光沢がない箇所については、こういったペイントミストが強く張り付いてしまうため、完全に除去することは困難です。
塗装樹脂や窓ガラスなどについては、大部分は除去できます。
除去は手作業で行うため、除去作業としての費用をいただきます。詳しくは状態にもよりますので、個別にお問い合わせくださいませ。