【施工事例】(BMW)MINI クーパーD(2018年)
リボルト松戸の井上です。
ミニクーパーを乗り継いでいらっしゃるお客様がいらっしゃいました。
1994年にBMWがローバーを買収して久しくなりますが、ローバーMINI時代のフォルムを引き継ぎ、2000年代に入りBMWミニとして復活させました。MINIクーパーはローバー時代からの歴史が古いのですが、レースに出場していた「クーパー」があまりにも有名で、「MINI」ではなく「MINIクーパー」として認知されているように思います。
今回のモデルは最新の第三世代ですが、このモデルはエンジンがクリーンディーゼルです。エンジン音や振動が大きいと思いきや、意識をしなければガソリンエンジンと遜色のないレベルだと思われます。ECOが問われるご時世においては地球へのやさしさも車選びの際には考えないといけないのかもしれませんね。
しかし、タイヤのチューブのバルブキャップやリアランプがユニオンジャックになっておりイギリスのプライドの高さを感じさせてくれます。
そんな「MINIクーパー」ですが、オーナー様も含めて日本にはファンが多く、ゴルフとならんで輸入車数ランキングではここ最近はトップクラスです。
オーナー様はそんな「MINIクーパー」を乗り継いでいらっしゃるそうです。
近年、自動車ローンにおいては「残価設定ローン」が多く普及をしており、高級車で市場で人気のある車種を乗り継ぐためには有効な方法と言えますが、そのローンの名のとおり、数年後の車の価値を前提にして設計されています。人気のある車種はリセールバリューも高いのですが、人気がある分台数も多いので、事故を起こさないのはもちろんですが、できるだけダメージがないように乗ることも有効なようです。
ガラスコーティングは艶、輝きをさらに一段増す効果があります。加えて保護力、防汚力のアップにより、この状態をより長く維持することを狙いとしています。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
さて、今回の施工事例は、作業内容についても少し紹介をさせていただきます。
今回のオーナー様のお車の保管はご自宅前の屋外駐車場で、家庭菜園があるためか多くの土埃が付着していました。そのような土埃も含めて汚れを除去しコーティング作業を行います。
凹凸の大きいところや細かい箇所はやわらかい刷毛で汚れを除去します。
土や砂がたまりやすい給油口周りも刷毛とファイバークロスを使って汚れを除去します。
ドア内側
サイドステップ
研磨工程においては、まずは車のボディの状況を確認する必要があります。
リボルトグループでは照明と照明の構成方法がノウハウ化されています。大型LEDと波長の異なるLEDを使うことでキズ、染み、ムラを顕在化します。
ルーフがソリッドの黒なのですが、この色は最もキズや汚れが目立ちます。きれいに保つためにもガラスコーティングは有効です。コーティング前の下地処理(Revolt Adjust System)は、細かいキズや雨染みを除去します。
MINIクーパーを象徴するステッカーは耐水性ではありますが、紙なので扱いに悩みます。強く研磨することができないため、弱めのコンパウンドとポリッシャーで研磨します。軽い汚れならば除去が可能で、コーティングにより黒がよみがえります。
※写真は研磨、コーティング後です。
今後も残価を下げずリセールバリューを最大化するためにお手伝いをさせてください。
今回はご用命いただきありがとうございました。
最後はオーナー様へのお引渡しの際に撮影したものです。
青い空がよく似合います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。