新車にも新車の下地処理があります
リボルト郡山の渡辺淳一です。
MAZDA3セダンが仕上がりました。
オーナー様には、納車日がお分かりになった段階でご予約を頂いておりました。ボディー上には、小傷や水シミなどダメージは非常に少なく、新車にありがちな不具合等を修正した痕跡も見られず、状態は良好。塗装は車の中でも個体差の大きい部分ですが、こちらのMAZDA3セダンは特段問題になるものはなく、きれいな新車というレベルでした。
ですが、新車にも新車の下地処理があります。メーカー、車種、ボディカラー等によって様々な塗装の特性に合わせ、負荷を抑えつつ入念に磨き上げることで、透明度が増して色の出方や映り込みが良くなり、艶の質は明らかに向上します。
さらにもうひとつのメリットとして、塗装表面のわずかな汚れも一掃され、より滑らかに整うため、それによってコーティング剤の食いつき、定着も良くなり、保護性能が最大限に発揮できるようになります。
最近のマツダの塗装は従来に比べて、薄く硬いという印象で、硬さにいたっては欧州車の塗装に近いです。もちろん質も良くなっていますが、新車特有の塗装の曇りはやや強めという特徴があります。
この曇りが塗装表面にうっすらと膜をはっているような状態で、発色や艶感、パール、マイカの煌めきがやや埋もれている感がありますので、今回もスノーフレイクホワイトパールマイカの持ち味、美しさを余すことなく引き出すことを念頭において、下地処理を行いました。
塗装面を万全に整えた後は、紫外線軽減効果 (UVA、UVBとも) を持つ、低分子・完全硬化型2層ガラス被膜の「リボルト・プロ」を形成させ、高耐久の保護性能を付加しています。塗装面以外にも、未塗装樹脂パーツやメッキ類、ヘッドライト、テールレンズ、ナンバープレートなどにも定着させています。
これにより以降は汚れも固着しにくく、落としやすくなるため、良好なコンディションを長期的に維持していく上で大きな手助けになります。
また、内装コーティングもステアリングに施工させて頂きました。コーティング剤は、表面だけでなく素材の中まで浸透して定着するため、耐久性に優れ、もちろんベタつきもないため安心です。
ステアリングは運転時に常に手が触れる部分ですので、年数の経過とともに少しずつ皮脂など汚れの付着によりテカリが目立ってくることがよくありますが、新車時に施工しておくことで、汚れが付きにくく、付いても落としやすくなりますので、レザー本来の風合いを長く保ちやすくなります。
お引き渡しの際には、塗装の曇りが解消し、新車を上回る艶と輝きに包まれたMAZDA3セダンに
オーナー様にもご満足頂くことができました。
この度はご用命誠にありがとうございました。
車のコーティング専門店 リボルト郡山
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