たかが糊残りと甘くみてはいけません
リボルト郡山の渡辺淳一です。
東北南部もようやく梅雨明け宣言され、いよいよ夏本番ですね。
キレイな車は事故率が低いと言われています。
お出かけ前にはぜひ洗車をして安全運転でお願いします。
さて、今回はいつも当店をご利用いただいておりますオーナー様より、新たに購入されたBMW 218d アクティブツアラーの「リボルト・プロ」をご用命いただきました。
お車は、オーナー様のご意向により納車前にディーラーの担当者様がお持ち込みくださいました。ラップガードを貼り付けたままの輸送時と同じ状態です。これまでの施工ギャラリーやブログでも、何度かラップガードについて書いてきましたが、画像のようにボンネット、ルーフといった上面と、アウターハンドル周りなどの側面の一部に貼られているのが一般的です。
所々にシワなども見られます。
ラップガードは、このような貼り付け時のシワや保管中の環境等が要因となって、剥がしても部分的に跡が残ってしまう場合があります。
特に輸入車は、製造されてからすぐに輸送されるとも限りませんし、輸送期間も数ヶ月に及びます。オーナー様の手に渡るまではどうしても長い時間を要しますので、その間に塗装面がラップガードの影響を受けてしまうことも珍しくありません。
次の画像は、実際に塗装面に残存してしまったラップガード跡の例です。
ラップガードの跡は、新車に限らず数年が経過したお車にもそのまま残っていることがあります。長い期間放置してしまうと、塗装と一体化して型となり、除去が難しくなってしまう場合もありますので、新車のうちにしっかり取り除いておくのが大切です。たかが糊残りと甘く見てはいけません。
当店では専用の高輝度照明の下、塗装面の状態を十分に確認しながら適切な作業によって処理いたしますので、安心してお任せください。