コーティングって簡単にできるもの?
いよいよ迎える年末。この時期は年末商戦&ボーナスシーズンとなり、一年のうちでも新車が数多く売れるシーズンです。それに伴い、コーティング業界も新車のご依頼を数多くいただき、そして非常に忙しくなってくるシーズンでもあります。
さて、最近はコーティングも一般的になってきておりまして、特に新車を購入される場合はディーラーさんからも「コーティングはいかがですか?」と勧められることも多々あります。いや、多分ほぼ全てのケースで勧められるのではないかと思います。
そこで時々耳にするのが「サービスでコーティングしておきました」という言葉。お客様から良く耳にするのです。「ディーラーさんがサービスでコーティングしてくれたみたいなんですけど……」
率直に申し上げますと、サービスでするコーティングって何なんでしょう? そんな簡単に出来るものなのでしょうか? いや、やろうと思えば出来ます。各種工程を省けば出来るでしょう。逆に、各種工程を省かないと、サービスでなんて出来ないと思います。
弊社コーティング(リボルトプロ)の一般的な工程を以下に紹介いたします。
1.洗車
ボディ磨き(下地処理)を行う前に、ボディ面を綺麗にしておく必要があります。このように汚れや砂に覆われた状態でボディを磨けば、当然の如く傷だらけになります。
まずはこのような汚れを綺麗におとして、下地処理の準備を整えます。また、この段階でホイールや下回りの汚れ、ドアヒンジ部の汚れなども綺麗に落とします。
2.ネンド処理
洗車で取れない物、それが俗にいう「鉄粉」です。実際は鉄粉だけでなく、ピッチタールやその他付着物が塗装面には多々ついております。新車の場合はほぼついておりませんが、新車でもモータープールでの保管期間が長かったりすると、付着物がある場合があります。ですので、ボディの状態を確認し、必要であればボディ用のネンドと呼ばれるもので、そのような付着物を処理します。
3.塗装面がキレイになったところで、下地処理を行います。洗車で行うのはキレイ(クリーンな状態)にすること。しかし、下地処理で目指すキレイは(美しい、ビューティー)な状態を意味します。この工程は2~4工程(場合によってはもっと)かかります。
4.下地処理後の洗車
コンパウンドの粉を流し脱脂するための洗車で、最初に行う洗車とは目的が異なります。ここでは、きわめて繊細で神経を使う優しい洗車を行います。
5.コーティング
ボディが美しく生まれ変わったところで、コーティング剤を塗布します。多分ディーラーさんが行っているコーティングは、脱脂とこの工程のみと思われます。リボルトプロはグループオリジナルのコーティング剤を使用しており、工程も1工程では終わりません。
6.仕上げ
細部のチェックや、窓ガラスや内装の拭き掃除、掃除機かけ、タイヤワックス等を行い、外側も内側も綺麗にして完成です。
※これは窓ガラス拭き途中の画像です。右半分がかなり汚れています。新車でもこの位汚れていることがあります。
さて、いかがでしたでしょうか?
もちろん、作業がもっと楽になればよいでしょうし、効率的に作業できるよう、色々と工夫はしておりますが、これだけの作業、サービスでできますでしょうか?
あるいは、ディーラーさんのコーティングでも7~8万円程度かかる場合もありますが、これだけの手間をきちんとかけているでしょうか? クオリティはきちんと保たれる環境で行われているでしょうか?
値段だけでは見えてこないコーティング、不安であれば、施工店なりディーラーさんなりにどのようなレベルの施工をされているか一度確認されると良いと思います。
当店では、気持ちよくドライビングライフを楽しんでいただけるよう、最善を尽くしております。ぜひ一度、お問い合わせいただきたいと思います。
【リボルト川崎】
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