新車の塗装はどうかというと……だからこその。 マツダ・アテンザワゴンの施工事例
車をおあずかりした瞬間、あ、アテンザ、フルモデルチェンジしたんだと思いました。いや、それにしては、全体のシルエットが殆ど前と変わってないぞ? これは、超キープコンセプトなフルモデルチェンジ? と思って調べてみたら、『過去最大級の大幅改良』という言葉が……。ということは、マイナーチェンジ???
とにかく驚きました。マイナーチェンジと言っても、もうモデル末期ということでしょう。次にはフルモデルチェンジが控えているというのに、惜しみなく手を加えてくるマツダに、非常に強いこだわりを感じました。
内外装のデザイン、機能面だけではなく、走行面、安全面においても最新テクノロジーを惜しみなく投入し、フルモデルチェンジ並みのインパクトがあるように思います。噂では次はFRになるなんて話も……。話題は尽きませんが、マツダのフラッグシップモデルであるアテンザには、文句なくマツダの魂が詰まっていると言えるのではないでしょうか。
前置きはさておき、作業に移ります。納車されたての新車でしたが、まずは窓ガラスのシミが結構ありました。もしかすると、外置き保管期間が少し長かったのかもしれません。今回、窓ガラス撥水加工の依頼も受けておりましたので、磨いてそれらのシミはすっきり綺麗におとしました。
塗装面ですが、いわゆる塗装面のボケは強めで、特にボンネットは場所によってボケ具合が異なると言った状況で、新車と言えど少々手ごわそうな状況でした。まずは、塗装面の多少のダメージとボケ解消のための下地処理から作業を開始しました。
新車なので、むやみやたらに塗装面を磨いて塗装を痩せさせるのは得策ではありません。その点は、塗装面への負担の少ない、リボルトグループの下地処理技術(Revolt Adjust System)は有利です。洗車拭き取り時についたであろう小傷を綺麗にし、塗装肌を整えで、艶、輝きがパキっとなるように仕上げました。正直、塗装肌自体の問題が大きかったので、ボケを完全に解消できない部分もありましたが、当店に納車される前の状態よりもぐっと美しく、クリア感や艶感が増し、映り込みも良くなって新車を越えた美しい状態のボディへと生まれ変わりました。
そして、その状態を保護するためにコーティングを施します。コーティングは艶、輝きをさらに一段増す効果があります。マツダご自慢のましーんぐれーのカラーをさらに引き立たせるのにうってつけです。保護力、防汚力も強化されますから、この状態をより長く維持するのに大いに役立ちます。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またベースコート、トップコート双方に紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
引き取りに来ていただいたお客様にも、施工前との違いをしっかり感じ取っていただき、美しく生まれ変わった、まさに新車以上の状態を堪能していただきました。
コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。