【動画】その車、本当に乗り換えちゃっていいんですか?
経年車を、新車のように美しく蘇らせる方法は二つあります。
一つは全塗装。いわゆるオールペンと呼ばれる方法です。これには問題が二つあります。
一つは、金額が高い(場合によっては100万円オーバー)
もう一つは、仕上がりに難ありのケースが多い。(塗装は良くても磨き跡がバリバリ残っている)
一点目はどうにもしようがありません。二点目は、下地処理がうまい鈑金屋さんに依頼するか、もしくは塗装した後、コーティングショップで下地処理をやり直すか、ということになります。
さて、塗装をよみがえらせるもう一つの方法、それが下地処理(ボディ磨き)です。塗装は案外ちゃんと作られていて、10年以上経過した車でも、大抵クリア層は十分残っています。そのクリア層を研磨することにより、ボディ上のダメージを払拭し、新車のような、場合によっては、新車以上の輝きを取り戻すことが出来るのです。
全塗装した場合よりも、はるかに安価に抑えることが出来ますので、メリットも大きいです。ただし、深い傷や塗装の欠けはどうにもならないので、その点はご注意ください。あくまでも、今ある塗装の厚さの中での勝負となります。
百聞は一見に如かず。下地処理前後の変化が分かりやすいように、動画で撮影しました。画面右側が下地処理をしていない方、左側が下地処理後となります。
下地処理を終え、コーティングまで完了すると、艶の出方が半端なくなりますよ。この車で、2006年式、つまり、新車からもう12年経過したものになります。