BMW 116i 作業記録
当店では入庫してから出庫されるまで全て室内作業となります。洗車においても外気を完全にシャットアウトした作業場で行っております。
ピッチタールも多く付着しておりましたので、丁寧に除去いたします。
洗車後のボディの状態を確認しますと、全体的に大量のシミが固着しており、傷も覆い隠している状態で本来の赤色とはいいがたい色でした。
下地処理作業の前には塗装の膜厚を測定しております。
最大値140μm、最小値125μm、平均値132μmと通常の塗装膜厚の範囲内でした。
膜厚の測定結果及び塗装面の状態・年式を考慮したうえで、最適な機材を選択し作業をおこなっております。さらに独自の高度な下地処理技術Revolt adjust systemを用いることにより、磨かれた塗装面は約2μmの最小限の磨きに抑えられ、本来の色味をもつ美しいボディに仕上げることができました。
美しい映りこみをみせるボディとなったところで「リボルト・プロ」の2層式ガラスコーティングを施工いたします。タップリとボディの隅々にまで施工したガラスコーティングは3~4μmもの圧倒的な膜厚をもつガラス被膜を形成し、ベースコートで塗装面を保護いたします。トップコートは防汚性能に加え紫外線(UVカット)軽減効果もあります。
施工箇所は塗装面はもちろんヘッドライト・樹脂・メッキモールなどのパーツ類も一緒に施工いたします。色褪せた樹脂パーツも黒々とした元の色に戻ります。
左:コーティング後、右:未施工
特徴のあるグリルも手塗りで塗りこみますので、コーティングの膜厚をしっかり確保することができます。
「リボルト・プロ」をまとったボディは圧倒的な膜厚によりボディを保護し、優れた耐久性に効果を発揮いたします。施工後は艶・光沢も格段に増し、価値ある1台へと生まれかわります。
また、優れた滑水性能により汚れの付着を軽減し、洗車においても水分が残りにくくなっておりますので、短時間で洗車することができます。